一般社団法人食の学問体系化研究所(FEFRI)は、食の高等職業専門教育機関の設立を目的に2017年に設立いたしました。
世界屈指の高齢化社会であるわが国では、全ての人が健康で元気に「日本を楽しむ」事が今後益々重要になってまいります。コロナ禍でわが国はものづくり日本の復権を推進する一方、どのような現場であれ働く人々の健康を重視し生産性をあげるための施策は個々の企業・団体の課題ではなく日本全体が取り組むべき課題として求められています。
しかしながら、「食」は健康の源であるにもかかわらず、「食」に対する学問体系化がなされておらず、高等教育機関もありません。平成27年に食育基本法が定められ、以来多くの企業・学校が関心を寄せ、情報番組・SNS等で健康情報や食の情報は氾濫していますが、いずれも断片的であり体系だって勉強できる機会がありません。
当法人では、これらの問題を解決するため、子供からシニアまで国民一人ひとりが正しい知識をもって健康に生きるための学びの機会を提供する「食の検定」の普及を推進しています。
大きな変化が予想される世界情勢の中、食糧自給率のアップにも目を向け6次産業化やサービス化に国民が意識を持つ社会づくりの一助を担っていきたいと考えています。
世界から日本食が健康食として注目され、清潔で安心、行ってみたい国のナンバー1にあげられている日本が、「食」への取り組みの最先端国として世界の範となること、日本の「食」を世界に発信できる専門家を育成することが、我々に与えられた大きなミッションです。
設立目的
- 検定した食に関する知識・技能度の登録及び証明書の発行
- 食の検定に関するテキストの企画、制作及び販売
- 食文化・料理に関する啓蒙活動の企画及び運営事業
- 食文化・料理を調査・研究し、国内外に紹介・普及させる業務事業
- 国際的文化交流事業の企画及び運営事業
- 雑誌、書籍及びその他コンテンツの企画、制作及び販売
- 食文化・料理に関係する業界団体、官公庁、及びその他の諸機関に対する情報提供、政策提言及びコンサルティング事業